時々、風のたよりを拾い集めるように耳にして空想の世界に見付けた君を探し出すようにして歩いた。時々、風のたよりを拾い集めるように否定して空想の世界に見付けた君を探し出すようにして立ち止まった。
一人街を歩いて素敵な景色を見付けました楽しそうな場所を見付けました君と来たいと思いました周りを見たらアベックがたくさんいましたありがちな場所みたいですそんなことはどうでもいいんです君と来たいと思いました
文学という物は「インタレスト」によってその価値が決まるというのは、何となく分かったような分からないような感じだった。しかしその後にまるで大衆文学の存在を批判するような、記述がみられたが、その後には大衆文学が必要であるというような記述もみられて結局どういうことが言いたいのか分からないような本だった。その原因はこの著者がこういった主張の文章(論文)を書く能力が弱いからだと思う。そう考えると分かりよい文章を嫌う人なのかもしれない。 ところでこの本の最後にあげられている「世界近代小説五十選」は非常に...
文学研究会の春合宿の企画の読書会で行うというので急いで読んだ。脛に<かいわれ大根>が生えるだとか、自走式のベッドだとか、やりたい放題のことが出てきたのだが、面白いかと問われるとはっきり言って面白いとは言えないと思った。ユーモラスといえばユーモラスなのだろうが、解説にあったように「鏡の国のアリス」に例えるのはルイス・キャロルに失礼なのではないのだろうかと思う。すいすいとテンポよく読める小説ではあった。
重そうなスーツケースを抱えた男がホテルに足を踏み入れた。隣には女が居た。おそらく夫婦か、恋人同士か。二人にはこれといった特徴はない。あえて言うなら二人とも、そこそこいい男、そこそこいい女、だろうか。 二人はホテルにはいるとフロントに向かい、さっさとチェックインを済ませた。そしてベルボーイが二人に駆け寄り、「お荷物お持ちしましょうか?」と尋ねた。男は「あ、すいません」とベルボーイにスーツケースを渡した。「重い荷物ですね」とベルボーイが言うと、男は小さく言った。「デッドマン・インサイド」 男...
シェイクスピアの伝記物語ではないが、はっきりとわかっていないシェイクスピアの劇場人としての人生を描く。その手法が、資料に基づく推測といった感じの試みで、嘘と言えばそれで終わりなのだけど、ある程度本当ではないかと感じさせるような作りにはなっていた。シェイクスピアや演劇に関して僕は全くの素人なので、その事実が嘘か本当かは想像もできないし議論にも参加できない。けど、資料に基づいて一人の偉大な人物を回想してみるという試みは面白く関心を持つことができた。 この本の中で「シェイク・シーン」=「舞台を震撼...
そして二人は私達の目の前で誓ったそれから結婚式は終わった結婚した兄は式の手順を間違えた事をくやしがっていた新婦の父が兄になぐさめの声をかけていた兄はこれからいろんな事背負っていくみたいですそして傍には良い助言者も居るみたいです兄を目の前にしてはちょっと照れくさくて言わないけどこんな場所からエールを送ります
とりあえず生きれば生きる程世を知れば知る程納得できなかった不条理な事に納得せざるを得なくなって自分の今まで信じて来た事を否定せざるを得なくなった何を信じて生きて行けばいいか誰に聞けばいいか間違った事を信じて来た自分が信じる事を何も信じられなくなって自分以外の誰かの言う事が全て正しいように思ったとりあえず生きれば生きる程世を知れば知る程達成できなかった情け無い過去に「さよなら」したくなって来る
あとがきに「一人でも多くの人々が、劇場に向かう契機になってくれれば、著者としては本望である。」とあるが正にその通りだろう。この本では、つかこうへい・野田秀樹・鴻上尚史、それから、劇団青い鳥・自転車キンクリート・遊◎機械/全自動シアター・善人会議とか。いろんな演劇について論じられてはいるし、その多くの記述から僕は擬似的に演劇にふれることもできた。しかし著者が言いたいのは要するに「私(著者)は、演劇が大好きだ」ということなんだろう。どの本を読んでもこういうことは言えることなんだろうと思うけど、なん...
下巻へと進んだが、今日この本を図書館に返さなければいけなかったのであわただしく読んでしまった。上巻の時にも書いたと思うけど、日本からみたのではない、イギリスからみた世界史という物は少し異質な感じがしたが、世界史という物を冷静にみるために、本当に客観的にみていくためにはこのような方面からの本を読むべきだったし、この機会にこれを読むことができて良かった。 ところでないように関してだが、本編(第二版)の方では第二次大戦中のまっただ中までであって、非常に絶望的な見解が述べられている。しかしそれは付録...
実際この本を読んでみようと思ったのは、世界史に関する理解を深めるためだった。とりわけ作者が日本人でない事が、今まで読んできた世界史のテキストとは違った観点から見つめられるような気がして惹かれた。しかし、冒頭の解説によると、この書は思想的な物であるようで僕がこの本を手にした動機とはずれた感がある。なるほど読んでみると、確かに思想的ではある。しかし自分の世界史に理解を深めるという目的には特に問題はないと思う。いろんな思想に触れてみるのもいいことだと思う。それに、客観的な物を求めてそれに安心するより...
ゲーテの自叙伝というもので、今までゲーテは小説・詩・戯曲しか読まなかったが、ここで初めて随筆のような物にふれることができて、初めて生でゲーテの主張を聞いたような気がする。 この本を読んでみて、ゲーテ自身が自分を結構優秀な奴だと自負していたのがわかって面白かった。実際には自分が賢いと考えている奴は多いだろうが、ここまで本の形にされて堂々と言われると気持ちが良い。それから、五章で出てきたグレートヒェンだが、今まで読んだいろいろなゲーテの著作のあとがきなどで見かけて、ちょっと気になっていたがここで...
セーラー服と機関銃の続編という事で、同じ乗りだろうと思って読んでみたら、やっぱり同じ乗りだった。ただし前作と違うところといえば、泉が機関銃をぶっ放すところがなかったというところだろうか。赤川次郎自身たぶん前作を書いたときには、同じキャラクターを使って続編を書こうとは思っていなかったような感じがするが、うまくまとまっていた続編だったと思う。しかし、卒業間近だという理由だけから「卒業」というタイトルはあまりにもひねりがないように思うけど。



