日本人はよくRの発音が苦手だというようなことを言うと思うんですが、どうなんでしょうか。Rは舌を巻く音だといいますが、実際にネイティブの人の発音を聴いている限りは、日本人と比べてそんなに舌を巻いているようには聞こえません。でも日本人がLとRの発音を使い分けることができていないのは確かだと思います。そこで私は、日本人に発音できていないのはRの発音ではなくLの発音だと思うのです。文章で「Lの発音はこうするのだ。」と説明するのは難しいですが、Rが舌を口の上側につけないのに対して、Lは舌を口の上側にめち...
最近やたらと美人という言葉を聞くような気がします。で、それが美人の安売りにつながってるような気がするんです。どういう意味かというと、最近テレビなどで「美人姉妹が・・・」と言うようにアナウンスされても、「多分そんなに美人じゃあないだろう」と思ってしまうわけです。「美人」と言う言葉より「きれいな子」「ちょっとかわいい」の方が意味的には弱いのに、後者の方が前者よりも美人な印象を受けませんか。つまり美人という言葉があまりにも安易に使われすぎてしまったために、本来の意味を弱めてしまったというわけです。...
山奥の小屋が舞台でずいぶん地味な雰囲気で始まった。それから、おきまりの謎に包まれた出来事が次々と起こる。この話は、そんな感じで始まっていつになったら謎が解けるのだろう。それよりもいつになったら事件が起こるのだろう。という感じで読み進めた。そういった謎の類が最後の方で見る見ると解決していくのは読んでいて心地よいものだった。しかしながら、序盤からずっと言われ続けていた小説家の伊波の妻が殺されたという事件は、全く関連性が無く、読み終わって物足りない印象も受けた。
シャーロック・ホームズやダルタニアンと名乗る変な人物が主人公の芳子を助け事件を解決していくユーモア・ミステリーだが、これを読んで赤川次郎はホームズのようなキャラクターを自分の小説に書きたかったのではないかというような印象を受けた。 この作品は、読みやすく面白かったが、どうしてメインに出てくるのがホームズとダルタニアンなのだろうかというのが違和感があった。シャーロック・ホームズはミステリー小説で三銃士は全然違う話なのに、どういう発想でダルタニアンが出てくるのだろうか。
最近割と読んできた赤川次郎の作品とは少し趣が違う作品だったと感じた。ピアノを弾く外向的な姉が、ヴァイオリンを奏く内気な妹に対していろいろな意味で手助けをして、その妹が成長していく話というのがあらすじになるのだろう。まず途中まで読んでいた段階で、この話ではいつになったら殺人が起こるのだろうと言う疑問がずっと起こっていた。そしてその殺人が本の中盤をすぎたあたりで起こったが、いったい誰がこの殺人の解決に乗り出すのだろうかと思っていると、誰も事件の解決のために奔走しない。そういうところに違和感を感じた...
夫が泥棒で、妻が刑事という設定はなかなか面白い設定だと思う。けれどこのような設定で話が進むとその前に気になってしまうのが、泥棒と刑事の二人がどこでどのように知り合って結婚するに至ったのか、ということだった。けれどこの本を読む限りではそのようなエピソードはなかった。そこが残念なところだったが読みやすく面白い本だったと思う。それから、このほんの帯を見ると「夫は泥棒、妻は刑事の異色コンビ第2弾!!」とあるので、僕が期待したようなエピソードは第一弾の方にあるのだろうか?
相変わらず読みやすい、赤川次郎の本だ。主人公の明子の、明るく、武道ができて男よりもたくましいという性格が、この話を面白いものにしているポイントだろうと思う。赤川次郎のミステリーを、僕がよく読むような海外のミステリーものと比べると、殺人事件とかが起こっているのに全然緊張感がないのが特徴だと感じる。その緊張感のない気楽さが彼の作品のいいところなんだろうけど、一応人が殺されているのに、こんなに緊張感が無くていいんだろうかと思う面もなくもない。
赤川次郎の有名なシリーズだが初めて読んだ。相変わらず赤川次郎らしい読みやすい本だったが、この本はそれにも増して短編集だったので、さらに読みやすかった。 この短編の中で、『「若きウィリアム・テル」の悩み』と『独りぼっちの披露宴』の両作品の中で、恋敵同士・恋人同士の偽装というものがあって、男女関係というものをネタにするのがつくづく好きな人だなぁと思った。
これが完結巻となった。平井和正の作品は結構読んできたが、この作品はとても彼らしい物だと思う。ハルマゲドンと言った発想は非常に彼らしいし、最終的に俊夫とライラ=良子の間の非常に大きな愛の関係を描くところも彼らしい。この本の出版は昭和53年になっているので、彼の昔の作品だと言うことだ。最近の平井作品には、こういったハルマゲドン思想はあるのだろうか。しかしながら結局、僕という一読者が目を引く所はそういった破滅思想ではなく、愛の描写のような気がする。彼自身はそういった愛に関する描写は単に読者の興味を引...
あっさりと2巻も読み終えてしまった。最近めっきりと本を読んでいなかったような気がするが、本を読むことは楽しいなぁと再認識しているような感じだ。 ところでこの話だが、田村俊夫という人物が主人公でありこの人物が心優しい為にゾンビハンターになりきれずにいると言うところがこの巻での主な展開だろう。しかし、僕は1巻を読んだ時点ではこの話は平井和正お得意の終末ものかと思っていたので裏切られた感じがする。しかしこういった人情や愛と言ったような話の方が僕自身は好きなのだが、読んでいて結構心に痛い物も感じる。...
この本は古本屋で安かったので買ってきたが、結構楽しめた。平井和正の本は結構読んできただけに、平井和正らしい作品だなぁという感じだろうか。この本は平井和正の書いた小説としては古い方だと思うが、やはりこの頃の方が最近よりもえぐい感じのつくりだ。ウルフガイもそうだが平井和正の作品はどうしてこんなにえぐい感じなのだろうか、しかし割と読みやすかったりするのも平井和正なんだろう。 しかし古い本だけあって、東西冷戦などが舞台になっている。そして読んでいる自分もそれにつられて、古い景色の日本を想像してしまう...
雨上がりの夕方だった。僕は何をしていたのだろうか。少しばかりの時間をつぶしていたような感じだった。いつの間にかもうこんな時間になっていた。別にこれといった用事もないような感じで、ふらっと歩いていた。 週末の午後の街は、これでもかというぐらいの人で溢れかえっている。僕はただ歩いていた。時間が過ぎるということはこういうことなんだなぁ。本当に時間が過ぎているのが目に見えるような時間だ。人の多い街の中で、たくさんの人はひとりぼっちに歩いている。そんな中の一人として自分が歩いている。誰も気にしていない...
このシリーズは、「中国語のすすめ」を読んだが、そのときは中国語を全く知らなかったので非常に新鮮に読むことができたように記憶している。今回の場合はフランス語を少し勉強していたのでそういった意味での新鮮さには欠けたように思う。しかし、少しではあるけれどフランス語を勉強していたので楽しみやすかったのではないかと思う。しかし同時にこの本は本当にフランス語のすすめでしかなくて、フランス語の能力の発展にはほとんど役立たないようにも感じた。
時々一人ぼっちで居たいと思うことがある孤独に酔いしれる自分で居たいと感じているそんなとき私はただ あなたのように強くなれればいいと思った あなたのように強くなれればいいと思ったずっと感情を抑えている自分が良いと思う何も話さなければ何も傷つかないと思う誰もいなければ誰にも嫌われずにすむと思うそんな時わたしはただ あなたのように強くなれればいいと思った友情や愛情の世界に住んでいる人は思う孤独の世界に生きている人も思う誰もそこに居なければ叫べるであろうだから一人ぼっちで...
まもなく英国に発つと言うこともあって少しでも、英国に関することを知っておこうと思って手にしてみた。実際読んでみた感想は期待以上におもしろい本だったと言うことだ。しかしながらもっと現代のことを中心に書いてあると思って読んでみたので、裏切られた感じはする。この本は、イギリスの歴史が主にかかれていて現代のイギリス事情についての情報は薄かった。しかしながら、イギリスの歴史というものにここで触れることができてよかったと思う。実際には高校の世界史で習ったことを思い出すような感じもあったが、イギリス王室の実...



