ここでは、ソフトウェア開発に必要な文書について整理しています。 ソフトウェア開発に必要な文書の一覧開発フェーズ毎に作成する必要がある文書を以下に一覧で示します。 開発フェーズ仕様(改版有り)記録(改版無し)プロジェクト計画プロジェクト計画書レビュー記録票要...
映画化・ドラマ化され、以前から流行っている恋愛小説。物語は、「世界の中心で」という大仰なタイトルのわりにはこじんまりとした世界の中で展開していく。 この作品にしても、直前に読んだ「そのときは彼によろしく」にしても、息子と祖父or父が愛について語り合うシーンが登場する。祖父と愛について語るという場面は、同世代の男同士や男女が語り合う世界とは違う、独特な印象を与えてくれる。それは、息子がその背中をみる祖父or父でもなく、肩を並べる友達という姿でもなく描かれる。恋愛は恋する二人が主人公の物語だとい...
読み終えた時に、「なるほどそれを題名にしたのか」という印象をもった。この物語の主人公の智史、そしてその仲間の花梨、祐司ではなく、智史の父親の台詞を題名に持ってきたのか。この物語は、人と人とを結びつける人を描いている。祐司が花梨と智史を繋ぎ、智史が花梨と祐司を繋ぐ、そして花梨が智史と祐司を繋ぐという結びつき。それ以外の脇役たちも人と人との結びつきに関わっていく。その結びつきを演出する名脇役である智史の父親の台詞を持ってきた当たりに、その世界の広がりを感じさせるなと感じた。 この小説の物語は心地...
「世界の中心で、愛をさけぶ」の片山恭一の恋愛小説。主人公を取り囲むありったけの現実とありたっけの非現実が、人を愛する気持ちを糸に結び付けられていく感じ、という物語だろうか。 もちろん、人を愛することを考えながら物語りは展開していくのだが、タケルという人物の勢いに物語がぐいぐいと引っ張られていく。小難しい感じではなく、次々とめまぐるしく読み進められたという印象だった。読み終えた今、こういうところがこの作品の巧さなんだなと感じる。また、物語を振り返ってみると、タケルという登場人物以外も個性的であ...
「ずっと、ずっと、あなたのそばに」に続いて早速読んでみた。もちろん、ストーリーは「ずっと、ずっと、あなたのそばに」で読んだとおりだったが、ストーリを知っていても十分楽しめる小説だった。個人的な感想としては、私はこの作品がとても好きだ、幼稚な表現であらわせば「ツボにはまった」という感じ。 この作品は、主人公「巧」の一人称の視点で描かれており感情移入はしやすい。主人公は29歳男性という設定で、自分と年齢も近いこともあるかもしれない。読み進めながら、巧からの視点で描かれている澪は、できすぎた妻であ...
本文中にも記されている「SEマネージャは正論を語らなければならない」。その言葉のとおり、この本には正論が詰まっている。平たく言えば、当たり前のことが書かれているということだが、読んでみると「なるほど」「それは当然だけど、できていないな」ということがたくさん示されていた。しかし、たいていの人は「それは当然だが、うちはそういう環境ではない」といって逃げてしまうことが多いと思う(もちろんそういう私もその一人なのだろう)。そこを逃げずに正論で生きていくことができれば、納得して仕事ができるんだろうな、と...
映画原作かと思って手にとって読んでみたのだが、映画「いま、会いにゆきます」の原作ではなくサイドストーリーだったようだ。作品自体はきれいにまとまっていて読みやすかった。場面がころころと移り変わりながら物語が展開していくあたりは、同じく小学館文庫で、映画化の主演が竹内結子の作品「天国の本屋 恋火」を思わせた。ただしこの物語の場合は、主人公「澪」の主観で描かれており、読者が澪の混乱を一緒に味わうことができるようになっている。そんな混乱も物語を読み進めていく中できれいにまとまっていき、納得しながら結末...
「ヒッチコックのお気に入り」という副題がついたミステリ短編集。ヒッチコックの時代のミステリということもありどこか古くさいという印象も受けたが、しゃれたオチの楽しめる短編集だった。また、巻末の解説にもあるが物語の為に必要なことのみを書いて有るという感じで、テンポよく作品を読み進めることができた(もちろん、短編集だからということもあるが)。 予想外というよりは、巧いなぁと思わせるられるオチが多く、一つの作品を読み終わるたびに「なるほどね」という感想を抱いた。オチがわかってしまうとこれから読む楽...
JUnitだけにとどまらず、Ant、Maven、Eclipse、JXUnit、DbUnit、Cactus、HttpUnit、 CruiseControl、XPlanner、JMeter、Watchdogまでを取り扱ったテストに関するJavaのテストツールの知識が詰まった本です。テストファーストの考え方や、テストを行いやすいプログラムを書こうという指針など、良いことがたくさん書かれている印象はありますが、少し詰め込みすぎの印象があります。この本を読んだだけでは、先に上げたようなツールを使えるよう...
ソフトウェア技術者はどうもテストを軽視するように思います。時間が無いという理由でテストをさぼり最終的に非常に品質の悪いソフトウェアができあがることばかりというのが現実です。実際に世間に出回っているソフトウェアの中で、品質悪く動作が不安定なものと聞かれて、誰でもすぐにいくつかのソフトウェアの名前が思い浮かぶと思います。ソフトウェアの品質を確保する際には、適切なユーザニーズの分析・バグの発生しにくいシステム設計などの要素の他に、しっかりとテストを実施するということが重要です。しかし、テストをしっか...
先日、目黒区の区民祭りで目黒のサンマ祭りという祭りがあったのだが、私の周りの人と話をしてみると、元になった「目黒のサンマ」という落語を知らない人が多い。が、いざ自分がどの程度落語を知っているかというと、そんなに落語を知っているわけでも、ない。そんな時、本屋でふと見かけて本がこの本だった。 この本は2ページで一つの落語のストーリーを紹介する形で構成されていて、それが100話並ぶ。私は、特別な落語好きでも、東京の人間でも無いので、ほとんどは知らない落語だった。 今まで私は文学というと、基礎とし...
ライブドア社長による著書である。書名のようなノウハウ本ではなく、会社設立と運営に当たっての苦労や体験について記されている。さまざまな経験について示されているが、その中で面白かったのが「会社をどう広告宣伝するか」の部分。破たんしたライブドア社を買収して、社名をライブドアに変えてしまうという手法(ちなみに旧社名は「エッジ株式会社」)。以前知り合いと、「どうしてエッジはライブドアに社名変更したのだろうか」と話していたことがあったがこういう理由だったのかと納得した。思いつきといえば思いつきなのだろうけ...
近年どこの会社でも成果主義を導入しているがどこの会社も問題を抱えながら導入していると思われる。とりわけNECは富士通と同じように成果主義を導入しているので、未来のNECが見えるのではないかと思って手にとって読んでみた。実際に読んでみて感じたのは、NECも同じような状況だなぁという感想だ。特に感じた点は、「降格の存在しない成果主義」「年功で出世した管理職による評価」の2点だろうか。 肝心の本の内容についてだが、いわゆる内情の暴露が行われた後、最後に成果主義はどのように導入すべきかという著者の見...
この本を読み始めてみて最初の方は小説の作り方についての話で、久しぶりに小説を書いてみたいなぁと感じた。ところが読み進めていくうちだんだん、小説の作り方というよりも批評、キャラクター小説のあり方についての著者の意見になってきた。それはそれで面白かったけれど、「キャラクター小説の作り方」というタイトルをみて購入した人は、ちょっと期待外れと感じるのではないだろうかと思われた。 この本が、キャラクター小説の作り方の本として優れているかどうかは別として、本の内容自体は様々なキャラクター小説、漫画、文芸...



