この詩集は、だいぶ前に購入していた本だが、途中まで読んで放って置いた。しかし「メルヒェン」「車輪の下」といったヘッセの著作を読んでいるうちに、この詩集を読まずには居られなくなり、改めて一から読んでみた。その感想としてはやはり、ヘッセの描く世界は美しいなという感想だろうか。いつものことながら、詩集を読むと詩を書きたくなる。そう思ってペンを執ったりもした。
 この詩集の中で「九月の哀歌」という詩があったがこの詩が何となく心に響いたように感じる。そしてこれからも、どんどんヘッセの著作を読んでいこうと思う。