卵王子カイルロッドの苦難9 思い出はいつまでも
ついに完結してしまった。全9巻で現れた様々な人物が、様々な形で現れてまさに最終巻といった感じだった。カイルロッドが「あの方の一部」に立ち向かい、消えていった。予想していたが期待していなかった展開だった。その後のメディーナの行動は、「あぁそうか!」といった感じの行動だった。そうやって生まれてきた小さなカイルロッド、イルダーナフから数えれば第3のカイルロッド、が幼い頃のカイルロッドのように元気に駆け回る姿がうれしく思えた。そして、その小さなカイルロッドがセリを好きと言った。僕は、このセリというキャラクタがこの物語の中で一番好きだったので、なんだか嬉しかった。