Jupytextを使うときに、JupyterLabのFileBrowserにpyファイルを表示しないようにする
Jupytextを使うとgitなどでソースを管理するのに便利ですが、
JupyterLabのFileBrowserにipynb,pyの2つが表示され、少し一覧が見にくく感じます。
本エントリでは、一覧にpyファイルを表示しない設定を考えてみます。
Jupytext | GitHub
https://github.com/mwouts/jupytext
Jupyterの設定
結論から書くとJupyterの設定ファイルに、次のような設定を行います。
~/.jupyter/jupyter_notebook_config.py
c.ContentsManager.hide_globs = ['__pycache__', '*.pyc', '*.pyo', '.DS_Store', '*.so', '*.dylib', '*~', '*.nb.py']
c.ContentsManager.default_jupytext_formats = "ipynb,.nb.py:percent"
c.ContentsManager.default_jupytext_formats
はJupytextの設定です。
一般にはipynb,py:percent
のように設定し、
sample.ipynb
-sample.py
のように、ipynbと同名のpyファイルを作ります。
でここでは、sample.ipynb
-sample.nb.py
のように、少し名前を変更しておきます。
c.ContentsManager.hide_globs
には、一覧で非表示とするファイルのglobを指定します。
ここに*.nb.py
を追加することで、
先ほどの設定との組み合わせで、Jupytextで作成したpyファイルのみを除外します。
GitExtensionの設定
JupyterLabには、GitExtensionを入れておくと便利です。
jupyterlab-git | GitHub
https://github.com/jupyterlab/jupyterlab-git
また、.gitignore
に以下を追記しておきます。
*.ipynb
.ipynb_checkpoints
このようにすると、
FileBrowserにはipynbのみ表示され、
GitExtensionのビューにはnb.pyのみ表示されるようになり一覧が見やすくなります。
以上。