ハムレットという狂気の人が主人公となって進行して、最終的には皆死んでしまうと言う悲劇だが、実際読み進めているときは、ぼーっと読んでいて何がなんだかと言った感じだった。しかし最後の皆死んで行くシーンで、妙に綺麗にまとまった感じがしたの何となく話が分かっていたからだろうと思う。ロミオとジュリエットに比べると随分と読みにくい作品だとは思った。しかし、やっぱりと言うか悲劇は好きなので、これからまずは四大悲劇あたりから、シェイクスピアの悲劇を読もうと思う。
 しかしこの本は戯曲つまり本文は良いのだが、解説が長すぎてその辺が読んでいてしんどいと感じた。解説というのは、いろんな事が知れて楽しいのだけれど。