英語で小説を読むというのもなかなか良い物だなと言うのがまず第一の感想だろうか。不思議の国のアリスを読んだ訳だけれど、この話がどんな話だったかはぼんやりとしか知らなかった。こうやって改めて読んでみるとこんな話だったんだという感じがした。なんだかよく解らない展開の連続で面白かった。しかしこの版は700語レベルに簡略化された物なので、また機会を見つけて原文とまでは行かないが、それなりの内容の入った版を読もうと思う。
 ところでさすがルイス・キャロルは数学者だけあってか、アリスの身長の表現が具体的にセンチメートルで表されているところが変に童話っぽくなくて印象的だった。