夢天幻想譯1 蒼月、中天にありて
この話に出て来たロウというキャラは、カイルロッドのイルダーナフのように全てを知っている人物のように感じた。けれど、読み進めていくとそうでもないように思えた。どちらにしても、何かを知っているような感じはするけれど。この話の始まり方は、他の冴木忍の作と違って静かな始まり方をしたので最初違和感があったけれど、すぐにいつもの冴木忍のペースになったので、サクサクと読み進めることができた。ところで、主人公ハルギの恋愛シーンが最初の巻から出てきたというのは、いつもの冴木パターンではない、この恋愛の感情がこのあとの話にどんな風に表れてくるのかが楽しみだ。