根野菜のためにできること:月刊根野菜
随分と前の事になる。
友人と会社の近くの飲食店で、
僕は相変わらず根野菜を食べていた。
「ほんと根野菜好きですねぇ」
そういわれながら、根野菜を食べていた。
僕のような根野菜ファンとしては、
東京の土地の使い方は、非常にもったいないと思う。
関東平野の土壌は、根野菜の育成にとても優れている。
高層ビルならどこにでも建設出来るのであって、
関東平野は、農業のため(特に根野菜)に使うべきだと思う。
「根野菜のためにできることがもっとあるはずだ!」
だから、根野菜でビジネスを始めることにする。
などという思いつきを、その時、口走っていた。
根野菜でできるビジネスって何だろう?
根野菜を作る、運ぶ、販売する。
と言うのが、生産から消費までのラインだろう。
しかし、そのラインに関わったところで、
東京での根野菜農業は、それほど活発にならないのではないか?
東京における根野菜農業の活性化のためには、
東京には、高層ビルより根野菜農業が似合うと言うことを、
トレンドにする必要がある。
六本木ヒルズで働きたいと言う考えは非常に格好悪いことで、
根野菜作りがモテる男の職業にならなければならない。
そのような考え方が一般的になれば、
東京に高層ビルを建築すると言うもったいないことは少なくなるだろう。
根野菜をトレンドするためには、
根野菜の裾野を広める必要がある。
みんなが日常生活の中で、もっと根野菜を意識する必要がある。
そのために最低限、根野菜情報誌は必要だと思う。
手始めに「月刊根野菜」を創刊するのはいかがだろうか?
でもありそうだな、そんな雑誌。
と思ってググってみたが、10分くらい探した中では、
根野菜専門誌というものを発見する事は出来なかった。
なので、僕が根野菜専門誌を創刊するという話になるかというと、
そういうわけでもなく。
ただ、単に一消費者として、根野菜が好きなだけなので。
ここは、根野菜ひとつで、いろいろと話を広げてみたかったということで。