涼宮ハルヒの憂鬱の続き、第二巻にあたる。第2巻は、ハルヒが学園祭に向けて映画を撮影するという展開。例のごとく、ハルヒはわがままに映画撮影を行い、それにつきあわされる形の主人公キョン。学園祭というものがテーマになっていることもあり、物語は学園ものの小説という雰囲気満載の雰囲気。とても気楽に読めると言うのが、特にこの二巻の感想。
 涼宮ハルヒの憂鬱という作品は、第一巻でそれなりに話としてまとまっており、一応の結末を迎える。あの作品の続きという形でこの作品を読むとちょっと、不思議というか、肩すかしをくらったような印象を受ける。ただ、この2巻目を読むと、シリーズとして続くのだなと言う安心感のようなものを感じる。