ガラスよ 目の前を遮るように 光っている
ガラスよ 音を風を遮るように 光を変えて
ガラス越しの景色はあまりにも遠く
そこに自分自身の姿を映す
寒さと暖かさはガラス越しの景色を遠ざけて
そこに向こうの明るさだけを残す
ガラスよ 目の前を遮るように あざ笑う
ガラスよ 僕の声を遮るように そこに立つ
何も無いよりも目の前を見せないで
そこに自分自身の姿を映す
そして僕の声の遮られているガラス越し
あまりにも自分似の存在が
僕の前に立ちはだかる