この本で言うところのECとは、電子商取引(Electronic Commerce)だけでは、電子コミュニケーション全般を対象としている。なのでこの本には、電子的なコミュニケーションを行う上で必要なことである知識やモラル、コミュニケーションの手段や形態としては、電子商取引以外に、電子メール、Webサイトなどにも言及されている。私がこの本を手に取った理由が電子商取引の知識を深めたいということだったので、期待した内容ではなく、物足りなかった。この書籍の内容自体は、電子的なコミュニケーションの基本的なリテラシを抑えており、しっかりした物だったと思う。
 ただ私にとっては、電子商取引の知識を深めるという当初の目的の為に、他の情報源を探す必要性が残ってしまった。