僕は誰かにメッセージを伝えるとき、
オブラートに包んでものを言うようにしている。


何かメッセージを伝える必要がある時は、
「このような現実があるよね」
という語りかけを行えば、
どれに応じて聞き手・読者が考えてくれるという期待に基づいて、そうしてる。


そのようにする裏には、
聞き手・読者が、僕が考えていなかったような、
別の視点でものを見てくれる方が面白いと思うからだ。
僕の意見を言ってしまうと、
「あーそうですか」と、それで終わってしまう可能性が高い。


それよりも、
「このような現実があるようね、どう思う? どうしたらいい?」
そう問いかける方が、いろいろな考え方が出てきて面白い。


ただ、このような僕の期待に対しては、
その物事の一点だけを見た安易な意見が返ってくることが多い。
# しかも往々にして、そのような場合は、
# 「答えは決まり切っているだろう、(そんなこともわからないのか)」
# というような、何故か偉そうな態度で意見する人が多い。


なんか、残念だ。
周りに期待しすぎている僕に問題があるのかもしれないが、
最近疲れてきて、ストレートにものを言ってしまうことが多いような気がする。


オブラートに包んでおいた方が、
いろいろな可能性に巡り会えると信じてはいるのだけれど。