その人がどんな人か?


「鳴かぬなら、×××××××、ホトトギス」
というのは、その人がどんな人かをあらわす例え話だ。


それと同じような感じで、
「目の前に、壊れそうな橋があったらどうするか?」
というのを、周りにいるいろいろな人の場合で考えてみた。


・誰かが渡るまで様子を見て、
 誰かが問題なく渡りきったことを確認してから、渡る人。
・壊れそうなスリルを楽しみながら渡る人。
・壊れそうになった原因が何かを調べることに夢中になる人。
・他にきちんとした橋がないかを探す人。
・川を船で渡ってしまう人。
・橋を直そうとする人
・あきらめる人


などいろいろなパターンの人を考えることができた。
自分自身は「川を船で渡ってしまう人。」に当てはまるかな?
なんてことを考えてみたりしたのだが、
やっぱり壊れそうな橋があったら、
「橋の向こうに行く用事を誰か別の人に押し付けて、自分は橋を渡らない人」
というパターンの行動を取れる人に魅力を感じる。


単純に聞くと、人に犠牲を強いるサイテーな奴なのだが、
ビジネスにおける経営戦略とかを考えると、これが正解なんだと思う。


リスクの高いビジネスがあった時に、
リスクもとらずあきらめもせず、そのビジネスを遂行するために、
他人(他の会社)にリスクを負わせるというのは、非常に合理的だ。
また、目的は橋を渡ることではなく、橋の向こう側での用事をこなすこと。
という目的がきちんと抑えられている点でも賢い。


このような人と、人間として深く付き合いたいかは別として、
こういう判断ができる人と一緒に仕事ができれば、楽しいのかもしれないな、
なんてことを、ふと考えてみた。


やっぱり、一緒にプライベートで深く付き合いたい人、一緒に仕事をしたい人など、
場面ごとで、魅力的な人間というのは異なってくるということで。