思いやりの気持ちがとっても大切だと思う、今日この頃。
だから、僕は遅刻します。


日常生活の中では、いろいろな人と時間を決めて、待ち合わせの約束をします。


欧米では、パーティに呼ばれた時は、
約束した時間よりも少し送れて訪問するのがマナーとされています。
これは、約束の時間よりも早く(あるいはオンタイムで)訪問してしまうと、
パーティの準備ができていないかも、知れないからです。
少し遅れて訪問することは、パーティの準備をする相手への思いやりなのです。


待ち合わせ場所でメンバが揃った時に、よく交わされる会話。
「待たせちゃった?」
「いや、そんなに。5分前くらいかな」
こういう会話では、普通待たされた方は時間を少なめに言うものです。
これは、待たせた相手への思いやりなのです。


普通の神経の人であれば、人を待たせるのは苦に感じます。
待たせた時間が、長ければ長い程、申し訳ない思いが大きくなり苦に感じます。
そこで、時間を少なめに言うことで、
相手の苦を減らしてあげる。大切な思いやりです。


そこで、僕はもう一歩上の思いやりを発揮しようと思うのです。
「人を待たせる」という苦を相手に感じさせないために、
自分が遅れていくという思いやりです。


時間を守るというルールよりも、思いやりを大切に。
だから、僕は遅刻します。


具体的には、
待ち合わせの場所が見える場所で、相手が来るのを見ておいて、
相手が来るのが見えてから、すぐに待ち合わせの場所に行きます。
これが、もっともベーシックなやり方だと思います。


でも近頃は、みんな携帯電話で連絡取りながら集合することが多いので、
こんな凝ったことをする必要はなくなってきました。


それでも、僕は遅刻します。
# だったら、それはルーズなだけ・・・。