なんてことを、ふと考えた
「なんてことを、ふと考えた。」
「などということを、ふと考えた。」
「なんてことを。ふと、思ったりした。」
「幸せなことなのかな、なんてふと考えたりしました。」
と、ここ最近書いた日記帳の中の末尾を集めてみた。
似たような結びばっかりだなぁ。と我ながら。
同じようなことばっかり書いているんだなぁ。この日記帳には。
と、感じたりもしたけれど、
よく考えたら、この日記帳のエントリの大部分は、
僕が考えたことを書いている。
その日起こった事実を書いているエントリはほとんどない。
この日記帳は、叙事詩というより抒情詩だ。
『なんてことを、ふと考えた。』