どのように情報システムの提案を行えば、受注につなげる事が出来るかというテーマを扱っている本。SEである僕自身が、実際に問題に直面している事もあって、即活用できる知識だと感じた。90分で学べるかどうかはともかく、非常に実用的な本だと思う。
 取り扱われていテーマは、提案書の作り方、プレゼンやヒアリングの方法など、提案において考えなければ鳴らないことが一通り取り上げられている。提案において考えなければならないことは、情報システムに特化した事だけと線引きをするのではなく、顧客の価値に沿って考えなければならない。といったことなど、実際この本に書かれていることは当たり前の事ばかりだということも事実ではある。しかし、僕自身が提案活動を行うようになってから、改めてこのような本を読んでみると、気づかされることが多く非常にためになった。
 このような本を読むだけで終わってしまうのではなく、実際のビジネスとリンクさせて動く必要があるのだなと感じさせられた。僕がおかれている状況に起因する部分は多いが、この本が実用的であるという点は大きい。