MoneyForwardを使った家計の見直し手順
2024年から新NISAがはじまるので、
少しでも積立できるお金を増やせるように、
最近の数ヶ月は家計の見直しをしていました。
まだまだ見直しできる点はあると思われるものの、
MoneyForwardを使ってある程度は見直しできたと思うので、
そのノウハウをメモしておきます。
全体の流れは次の通りです。
準備段階
- 生活費の支払いを銀行引落・振込orクレカに寄せて1ヶ月生活する
- MoneyForwardのIDを作って、生活費の支払い口座を連携する
- 「家計簿」で仕分け出来ていない出費を仕分ける
見直し段階
- 「収支内訳」機能で費目毎の割合を把握する
- 「予算をたてる」機能で「あなたと似たユーザ」と比較する
- 費目毎に対策を考え、実行する
準備段階
家計の見直しの準備段階として、まずは現状把握です。
MoneyForwardの機能を使って自動的に家計簿ができるようにしていきます。
生活費の支払いを銀行引落・振込orクレカに寄せて1ヶ月生活する
自動的に家計簿ができるようにするためには、
MoneyForwardと連携できる支払い方法に寄せる必要があります。
現金や、現時点(2023年12月時点)では連携できないQRコード決済(PayPayなど)は辞めて、
銀行引落・振込やクレジットカード払いで支払いをするようにします。
銀行口座やクレカが連携できるかは、
MoneyForwardの「口座」→「金融機関追加」から追加して確認します。
銀行引落・振込やクレジットカード払いで支払いする状態で1ヶ月生活し、
そのデータを家計見直しに使います。
MoneyForwardのIDを作って、生活費の支払い口座を連携する
MoneyForwardのIDを作って、銀行口座・クレカを連携します。
MoneyForwardは会計とかいろいろありますが、
個人向けは「MoneyForward ME」というサービスなのでこれを使います。
MoneyForward ME
https://moneyforward.com/
個人的には、住信SBIネット銀行を利用しているので、
「MoneyForward for 住信SBIネット銀行」を利用しています。
どちらでも良いですが、「for 住信SBIネット銀行」の方が、
無料会員が連携できる口座数の制限が緩いみたいです。
MoneyForward for 住信SBIネット銀行
https://ssnb.x.moneyforward.com/
銀行口座やクレカの連携は、
MoneyForwardの「口座」→「金融機関追加」から追加してします。
「家計簿」で仕分け出来ていない出費を仕分ける
MoneyForwardの「家計」→「家計簿」で、「収入・支出詳細」を確認できます。
この「収入・支出詳細」部分で大項目・中項目が赤色になっているものは、
収入支出の仕訳ができていないので、適切な費目を選ぶようにします。
銀行口座からのクレカの利用代金支払が、振替に鳴っていない場合は振替にしておきます。
この指定をしておかないと支出が二重計上されてしまいます。
ここまでの手順で家計簿が自動的に作られる状態になります。
見直し段階
家計簿ができたら、次の方法で支出をチェックします。
- 「収支内訳」機能で費目毎の割合を把握する
- 「予算をたてる」機能で「あなたと似たユーザ」と比較する
MoneyForwardの「家計」→「収支内訳」で、費目毎の支出の割合を把握します。
ここで割合が大きい費目は、見直しの効果が大きい費目と考えることができます。
MoneyForwardの「予算」→「予算をたてる」で、いろいろと回答すると、
「先月実績」と「あなたと似たユーザ」の費目毎の支出金額を比較できるようになります。
ここで「あなたと似たユーザ」よりも金額が大きい費目は、
見直しの余地がある費目と考えることができます。
これで見直しを行うポイントを絞れたので、
「見直しの効果が大きい」かつ「見直しの余地がある」費目から支出を見直していきます。
MoneyForwardでは、以下の費目に分けられています。
- 日用品
- 食費
- 教養・教育
- 趣味・娯楽
- 衣服・美容
- 健康・医療
- 交通費
- 交際費
- 住宅
- 水道・光熱費
- 通信費
- 自動車
- 保険
- 税・社会保障
費目毎の具体的な見直し方法は、
家族構成・仕事・居住地域などによって大きく異なると思うので、
このエントリでは書きませんが、
「○○費」「節約」とかでググれば、いろいろ情報は出てくると思います。
通信費、保険あたりの節約では、
契約する会社を変更すると安くなる情報がよく出てきますが、
支出を「あなたと似たユーザ」程度まで下げることが目標であれば、
会社を変えなくても、
現在契約している会社に相談でなんとかなる場合が多いと思います
(格安ではなく平均的な水準なので)。
また、掛けようと思えばいくらでも掛けられてしまう保険などは、
「あなたと似たユーザ」がどのくらい支出しているかは、目安として良いのかなと思います。
以上。。