hiveのテーブル定義などをGUIで確認できると便利かと思い、
「SQuirreL SQL Client」でhiveserver2に接続してみたので、手順を残しておきます。

このエントリでは、HiveのWikiの記事を参考にしています。

Integration with SQuirrel SQL Client | Apache Hive
https://cwiki.apache.org/confluence/display/Hive/HiveServer2+Clients#HiveServer2Clients-IntegrationwithSQuirrelSQLClient

また、mac上でのhiveのセットアップ方法については、
次のエントリを参考にしてください。

Mac上でのhiveセットアップ手順(mysql上にmetastoreを作成)
http://takemikami.com/2016/04/20/Machivemysqlmetastore.html

SQuirreL SQL Clientのインストール

SQuirreL SQL Clientのサイトからinstaller(jar)をダウンロード。
installerの指示に従ってインストールします。
Optionalは何もチェックしなくて良いです。

SQuirreL SQL Client:
http://squirrel-sql.sourceforge.net/

ファイル(installer):
squirrel-sql-3.7.1-MACOSX-install.jar

hiveserver2のjdbcドライバ設定

SQuirreL SQL Clientを起動して、
「Drivers」ペインを開き、「+」ボタンからドライバを追加します。

「Driver」の項目には以下を指定。

  • Name: hiveserver2
  • Example URL: jdbc:hive2://localhost:10000/default

「Extra Class Path」には、以下の2つのjarを追加。

  • $HIVE_HOME/lib/hive-jdbc-*-standalone.jar
  • $HADOOP_HOME/share/hadoop/common/hadoop-common-*.jar

# homebrewからhadoop/hiveをインストールしている場合は、以下のようなパスになります。
# /usr/local/opt/hive/libexec/lib/hive-jdbc-1.2.1-standalone.jar
# /usr/local/opt/hadoop/libexec/share/hadoop/common/hadoop-common-2.7.2.jar

「Class Name」は、Extra Class Pathにjarを追加した後に「List Drivers」を押すと以下の値が指定されます。

  • org.apache.hive.jdbc.HiveDriver

以上の指定ができたら、「OK」を押してドライバを追加。

hiveserver2へのAliasを追加

「Alias」ペインを開き、「+」ボタンから接続エイリアスを追加します。

各項目にhiveserver2への接続情報を指定します。

  • Name: 任意の名称
  • Driver: hiveserver2
  • URL, User Name, Password: hiveserver2への接続情報

# homebrewでインストールしてデフォルト状態でlocalhostで起動している場合は、
# 以下の設定で繋がると思います。
# URL: jdbc:hive2://localhost:10000/default
# User Name: OSのユーザ名
# Password: 空欄

以上の指定ができたら、「OK」を押して接続エイリアスを追加。

hiveserver2に接続

「Alias」ペインを開き、追加した接続エイリアスをダブルクリック。
接続確認ダイアログで「Connect」ボタンを押すと接続します。

これでGUIからhiveのテーブル定義などを確認できるようになりました。。