フリーランスミートアップに行ってきました
昨日(9/3)、「フリーランスミートアップ」にお邪魔してお話を聞いてきたので、感想などをまとめておきます。
フリーランス ミートアップ
http://connpass.com/event/34460/
このイベントは、
「フリーランスの今とこれからの働き方を考える交流会」
として、職種を問わずフリーランスとして働いている人同士で
日々のいろいろな課題などの意見交換や交流を目的として集まりです。
エンジニアやデザイナーなどが集まっており、
普段のIT系勉強会ではあまり顔を合わせない職種の方と交流でき。
私にとっては、そのような点でとても有意義だったと思います。
# このイベントでは、
# 同業のデータエンジニアリング・データサイエンス分野の方にはお会いしなかったですね。
会場は、フリーランスのイベントっぽく、
クラウド会計ソフトを提供しているfreeeさんでの開催でした。
ちなみに、間違えて移転前のfreeeさんのオフィスの方に行ってしまい、
遅刻するというミスをやらかしました。
やはり急成長中の会社は、規模拡大にともなうオフィス移転が頻繁にありますね。
田中正吾さん「気楽にはじめるフリーランスの情報発信とその広がり」
田中正吾さんからフリーランスとして、情報発信の続け方と、情報発信によって広がった経験についてお話がありました。
9/3に登壇したフリーランスミートアップの資料アップしました。 | 1ft-seabass.jp.MEMO
http://www.1ft-seabass.jp/memo/2016/09/04/freelans-meetup-1-resume/
ざっくり
- ウォンバットは野生では5〜15年生きるが、飼育下では20年以上生きる!
- ブログで情報発信してきたが、方向性になやんだり、継続するのが難しかった。自分のメモとして気軽に発信すると続けられ活用も出来た。
- ブログのメモを見た人とのコラボレーションが広がる経験も出来た
ブログを自分のメモと割り切ってカジュアルに書けば良いというのは全くの同意見。
このブログも、英語でメモを意味する「note」と割り切って書くようにしていますね。
私もIT系の勉強会などで、ブログ見たと声を書けられることもあったりするので、自分のためのメモでもいいからネット上に情報発信しておくのは、有益だと思います。
大平之人さん「フリーランスエンジニアを半年やってみた」
大平之人さんから、フリーランスエンジニアになる前後のイメージのギャップについてお話がありました。
ざっくり
- フリーランスエンジニアとして独立して、事前に持っていたイメージと違うことが多かった。
- 独立すると、技術以外のこと(金の管理、営業)に時間を取られる。
- 技術力を評価されにくい。
- リモートワークは単価が低くて取り組みにくい。
- いろいろあるけど、フリーランスは自由に決められるので、行動して前に進もう。
私自身が、フリーランスになる前に夢を膨らませていなかったせいか、あまりピンとこなかったのですが。twitterなどの反応をみていると、フリーランスになる前は、フリーランスらしい働き方に夢を膨らませるもののようです。。
それから、個人的には、エージェントを通して仕事を受けることに関して、ネガティブな意見を持っている人が結構居たのが意外でした。エージェントにマージン取られる点はありますが、信用力の低いクライアントからの支払いリスクを考えるとエージェント通した方が無難だと思っていたので。
このイベントに参加しなければ、このようなギャップに気づかなかったかも知れないと思うと、参加した意味があったのかなと思いました。
黒田悠介さん「肩書きを変えれば働き方が変わる!名刺交換で仕事が取れる魔法の肩書き」
黒田悠介さんから、名刺の肩書きをいろいろと変えてみて変化したクライアントの反応などについてお話がありました。
ざっくり
- フリーランスになってから年6回名刺の肩書きを変えてみたが。受けられる仕事のイメージが、うまく伝わらなかったりして苦労をした。
- 肩書きには、どんな依頼を受けられる人間なのかが伝わるように気をつけたい。
- できることだけでなく、やりたいことを肩書きにしてチャンスを掴むのもよいのでは?
- 肩書きを、無理に顧客のニーズに合わせる必要はない。自分が出来ることで、一人が食べていくだけのニーズは世間にはある。
自分の名刺の肩書きを考えさせられる発表でした。私の場合、あんまり個性的な肩書きをつけても、しっくりこないと思っているのですが。単に「フリーランスのITエンジニア」を名乗るよりも、もう少し、自分の得意領域を絞り込めるような肩書きにした方が良い気がしました。
# 名刺の裏面に得意な技術領域書いてるんだけど、裏を見てくれる人滅多にいないし。。
松本慶一郎さん「Freelance 101」
松本慶一郎さんからは、フリーランス初心者向けの情報(101)のお話がありました。
「やりたいことができる」「面白い人と組める」「お金がいい」の3条件の1つも満たさない仕事は受けない方が良い。などフリーランスを始めたばかりの人に向けたメッセージの発表でした。
個人的に最も共感出来たのは、「ムリをしない」という点。フリーランスだと、自分の時間が許せばいくらでも仕事を受けることが出来るので。自分で仕事量をきちんとコントロールして、無理なく楽しんで続けられる範囲で、仕事することは最も重要だと思います。私自身「ムリをしない」というのは一番気をつけていることです。
chuckさん「英語は話せなくてもOK。読み書きだけでも広がるフリーランスの世界」
フリーランスミートアップ#1に参加したのでメモ http://qiita.com/chuck0523/items/4eb65aef79b129dc6d8b
ざっくり
- SNS経由で海外から仕事の依頼が来たので、正社員しながら請け負ってみた。
- 仕事の依頼が来た理由は、SNSのプロフィールやブログでの技術情報発信によるもの。
- 英語で仕事をするといっても、英語力よりも技術力。ほとんど文章でのやりとりなので話せなくても、読み書きできれば大丈夫。仕事で出てくる英会話のパターンはだいたい同じ、すぐ覚える。
今のところ英語でリモートワークする機会はないですが、こういう仕事もあるのだなということで参考になりました。
また「英語は話せなくてもOK」というのは、仕事をしていていつも感じていました。「英語教育受けているのに話せない」ということが問題視されることが多いですが、実際の仕事では資料を読んだり、メールのやりとりで英語使うことの方が圧倒的に多い。時差もあるし、わざわざ会話することの方が珍しい。読み書きの方が実務で役立つと思います。
ディスカッション
セッション後には、テーブルごとに4人程度で、以下のようなテーマでディスカッションをしました。
- フリーランスをしている理由と将来の目標
- フリーランスとしての仕事の取り方
特に「将来の目標」という点では、「意識高い系」のような目標を持っている人はあまりおらず、自由に働ければいいというスタンスの人が多いのが印象的でした。世の中を変えるようなすごいことを成し遂げたいのなら、フリーランスではなく起業を選ぶべきですね。
意識高すぎない人と組んで、肩に力を入れすぎずに、何か出来ると面白いかもしれないなと感じられたイベントでした。このイベントで出会えた人とのつながりは大切にしたいなと思います。
主催された武井さんやスタッフを担当されたみなさんお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。