Mac上でのHBaseセットアップ手順
このエントリでは、Mac上にHBaseをセットアップする手順のメモを残しておきます。
- HBaseのセットアップ
- HBase Shellからの動作確認
hbase:
https://hbase.apache.org/
(参考) 2.3.Intermediate - Pseudo-Distributed Local Install | Apache HBase Reference
https://hbase.apache.org/book.html#quickstart_pseudo
この手順の前提として、
homebrew及びjdk, hadoop, hdfsのセットアップは完了し、hdfsのnamendeは起動しているものとします。
hadoopとhdfsのセットアップについては、
以下エントリの「Hadoopとhdfsのセットアップ」を参考にしてください。
Mac上でのhiveセットアップ手順（mysql上にmetastoreを作成）:
http://takemikami.com/2016/04/20/Machivemysqlmetastore.html
HBaseのセットアップ
homebrewを使ってHBaseをインストールし、
その後、擬似分散モードでHBaseを構成します。
インストール
以下のコマンドでHBaseをインストールします。
$ brew install hbase
HBaseの設定
hbase-site.xmlを以下のように変更します。
/usr/local/Cellar/hbase/1.1.2/libexec/conf/hbase-site.xml
<configuration>
<property>
<name>hbase.cluster.distributed</name>
<value>true</value>
</property>
<property>
<name>hbase.rootdir</name>
<value>hdfs://localhost:9000/hbase</value>
</property>
</configuration>
※ポート番号は、hdfsの設定にあわせてください。
HBaseの起動
以下のコマンドでHBaseを起動します。
※停止する場合は stop-hbase.sh
$ start-hbase.sh
HBaseシェルの起動と確認
以下のコマンドを入力し、hbaseプロンプトが表示されることを確認します。
$ hbase shell
hbase> exit
以下のコマンドを入力し、hbaseのファイルが作成されていることを確認します。
$ hadoop fs -ls /hbase
HBase Shellからの動作確認
以下のコマンドを入力して、HBase Shellを起動します。
$ hbase shell
テーブルを作成する。
hbase> create 'test', 'cf'
テーブル一覧を問い合わせる。
hbase> list
TABLE
test
1 row(s) in 0.0170 seconds
=> ["test"]
テーブルにデータを設定する。
hbase> put 'test', 'row1', 'cf:a', 'value1'
テーブルをスキャン、データを取得する。
hbase> scan 'test'
ROW COLUMN+CELL
row1 column=cf:a, timestamp=1461209020857, value=value1
1 row(s) in 0.0380 seconds
hbase> get 'test', 'row1'
COLUMN CELL
cf:a timestamp=1461209020857, value=value1
1 row(s) in 0.0270 seconds
テーブルを無効化、削除する。
hbase> disable 'test'
hbase> drop 'test'
これで、手元のMacでHBaseをいろいろといじることが出来るようになりました。
