CSSやJavaScriptファイルを圧縮する「YUI compressor」の使い方
CSSやJavaScriptファイルを圧縮する「YUI compressor」の使い方を説明します。
「YUI compressor」を使って、
CSSやJavaScriptファイルを圧縮し通信量を削減すると、
Webページの表示を速くすることができます。
また、私の経験則ですが、
古めのInternetExplorer(6,7あたり)では、CSSファイルのサイズを圧縮することで、
(通信とは関係ない部分で)レンダリングの速度が上がるようです。
YUI compressorとは
YUIcompressorとは、CSSやJavaScriptファイルを圧縮するツールです。
CSSやJavaScriptを圧縮することで、
Webページの表示を速くする事が出来ます。
圧縮は改行・スペース・タブ等を取り除く処理を行って行うので、
圧縮によってページの表示・挙動が変化することはありません。
インストール
YUIcompressorのサイトにアクセスします。
http://developer.yahoo.com/yui/compressor/以下の通りリンクをたどり、YUIcompressorをダウンロードします。
→QuickLinks: Download
→yuiconpressor-2.4.8.jar
対象ファイル: yuicompressor-2.4.8.jar取り出したファイルを任意のディレクトリに格納します。
例えば、C:\Program Files\yuicompressor\yuicompressor-2.4.8.jar
使い方
スタート→全てのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプトを選び、
コマンドプロンプトを起動します。コマンドプロンプトに「cd 」と入力し、
圧縮したいCSS/JavaScriptファイルがあるディレクトリをコマンドプロンプトにドロップ、
Enterキーを押下して、ディレクトリを移動します。
例えば「C:\MyProject\myhtml\docs\css」に移動する場合、
> cd C:\MyProject\myhtml\docs\css
- 以下のコマンドを入力して、css/javascriptを圧縮します。
> java -jar <yuicompressor-2.4.8.jarのパス> <圧縮元ファイル名> <圧縮先ファイル名>
例えば、
yuicompressor-2.4.8.jarのパス: C:\Program Files\yuicompressor\yuicompressor-2.4.8.jar
圧縮元ファイル名: index.css
圧縮先ファイル名: index-min.css
の場合は、
> java -jar “C:\Program Files\yuicompressor\yuicompressor-2.4.8.jar” index.css index-min.css