Ruby on Railsを特徴付けるキーワード (はじめてのRails3
はじめてRails3で開発をするエンジニア向けに作成したメモ#1です。
Ruby on Railsは、
Webアプリなどを開発するためのフレームワークですが、
以下のキーワードで示すような特徴があります。
フルスタックフレームワーク
目的・機能ごとにフレームワークを組み合わせるのではなく、
アプリ開発に必要な機能を一通り内包したフレームワーク
※フルスタックでは無い例:Strus + Hibernate
・処理のコントロールにはStruts
・DBアクセスにはHibernate
というように、開発に必要な機能の実現のために
手動でフレームワークの組み合わせが必要なもの。
モデル・ビュー・コントローラー
CoC: Convention Over Configuration
『設定よりも規約を活用する』という考え方
DRY: Don’t Repeat Yourself
『同じことを繰り返さない』という考え方
RESTfulインターフェイス
RailsではRESTfulインターフェイスの形式を推奨
※RESTfulインターフェイスの例
リソースの取得:GET /(リソース名)/ID
作成:POST /(リソース名)
更新:PUT /(リソース名)/ID
削除:DELETE /(リソース名)/ID
■おまけ:その他、知っておいた方がよい関連キーワード
generator
自動的なコードの生成
例:Scaffold generator
Model/View/Controlerの足場となるコード一式を作成するgenerator
gem
gemとはrubyの外部ライブラリ、「gem install <ライブラリ名>」でインストール可能
bundler
bundlerとはgemを管理するためのライブラリ
「bundle install」でGemfileに定義したライブラリをインストール可能
bundlerでインストールしたライブラリを利用してアプリを実行する場合は「bundle exec」