東京に住み始めておよそ3年。
そういう自覚は無かったのだが、僕はすっかり「東京の人」らしい(都会の住人という意味で)。


僕の出身地は「兵庫県豊岡市」。都市ではあるが、(地元の人には怒られるかもしれないが)はっきり言って田舎だと思う。ということで、どちらかというと僕自身は田舎者だという自覚があった。


にもかかわらず。
先日、兵庫県加西市(注:姫路市の近くです)の父の知り合いのところでさんざん都会人扱いをされてきた。
「東京ではどんなものを食べているんだ、東京では食えないものを食わせてやる」
と言われ、山へタケノコ掘りに連れて行かれた後、タケノコを頂きました。
美味しかったし、確かに東京では体験できないこと。


嬉しいし、大変有り難いことなのですが、都会人扱いされることがちょっと寂しい。
田舎者だという自覚があった僕は、ちょっとした疎外感を覚えた。


どうやら僕は、すっかり「東京の人」らしい。
良いこととも、悪いこととも思わないけどね。
東京も、兵庫県も好きだから。