「普通に結婚式をしても面白くないから」という理由ではないけれど、結婚式でサプライズをやらかすというのにはちょっとした「あこがれ」のようなものを感じる。
 ここで言っているサプライズというのは、結婚式で花嫁を驚かす仕掛けを施すというやつである。


 サプライズを成功させるためには、驚かされる花嫁が感動する必要がある。
 そのために、いったい何が必要かというと、仕掛けの巧妙さもあるけれど、花婿が花嫁に100%愛されているということ。これが絶対に必要な条件となる。
 100%愛されていなければできないことを実行する。それは100%愛されているという自信がなければできないこと。100%愛されているという自信は、そのためにできることをしてきた人が得られるもの。
 そこにちょっとした「あこがれ」のようなものを感じる。


 100%愛されるためにできること。それをやっていく。


 「こんな僕を100%愛してくれるだろうか?」
 そんな疑問を感じたら、できることを考える、やっていく。


 それができる人に「あこがれ」のようなものを感じる。


 それを成し遂げた人に、人はあこがれ、
 そして、100%の愛を捧げる。