ここでは、「Project Management Professional試験対策講座1 基礎編 PMBOK概要」を受講した感想をまとめています。


■教材の紹介
 まずはじめに、教材の概要を紹介します。


・PMP(Project Mangement Professional)試験対策用のeラーニング教材
・PMBOK(Project Management Body of Knowledge)の概要の解説
・教材は、講義ビデオと講義用プレゼン資料で構成されている
・講義用プレゼン資料はPDF形式でも用意されており印刷が可能
・講義以外に演習問題も用意されている
・CD-ROM 6枚組
・Windows98 IE5.0以降に対応
・修了時14時間分の学習証明書が得られる
・ 「試験対策講座2 実践編」で21時間分の学習証明書が得られ、合計でPMP受験に35時間分の学習証明書の取得が可能


■教材を知る
 Project Management Professional(PMP)試験を受験するためには、35時間の学習時間の証明とプロジェクトマネジメントの経験が必要になる。その学習時間の証明を得ることができる教材として本教材のことを知り、関心を持った。但し、私の場合は十分なプロジェクトマネジメントの経験がないので、学習時間の要件を満たしたとしても、PMP試験を受験する資格は得られない。ということもあってしばらくこの教材に取り組むことに躊躇していた。
 PMP試験の受験資格を調べてみると、学習時間の証明はいつ学んだものでもよい(過去○年以内の学習でなければならないという規定は無い)とのこと。それを知って、躊躇していても始まらないと思い、早速、この教材を購入し取り組むことにした。また、近くに3連休(2005/3/19~21)があるのでそのタイミングに一気にやってしまおうという思いもそれに後押しをした。


■教材が届く
 3/17に教材が届き、早速DISC1からはじめて見た。CR-ROMの使い方に従って教材を始めると、InternetExplorerのセキュリティ警告が大量に発生したが、「ブロックされているコンテンツを許可」として講義をスタート。 画面左上で講義ビデオ、左下で講義のプログラム、画面右で講義資料という画面構成で講義は進行する。スタートすると画面左上で講師の方(青柳次男氏)がしゃべりはじめ、説明にあわせて右側の講義資料も次々とめくられていく。しばらく腕を組みながら、「ふむふむ」と聞いていた。
 しばらくして「あ、これだったらノート取りながらできるな」と思って、ノートとボールペンを持ってきて話を聞きながらノートにメモをとり続けてみた。この教材の場合、講義にあわせて自動的に資料が切り替わっていき、自分でPCを操作する必要が全くない。そのため集中してノートをとることができた。僕の場合は、ノートをとらないと頭に入ってこないタチなので、このスタイルの教材は非常に有り難かった。


■教材に取り組む
 3連休を有効に活用するという当初の目論見通り、3/18にDISC2、3/20にDISC3、3/21にDISC4と5、3/22にDISC6という具合で、すべての講義の受講が修了した。
 修了してみて、プロジェクトマネジメントについては、今までいろんな本を読んできていたつもりだったのだが、実際にきちんと理解できていなかったのだという感想を持った。ただ、この講座を一通り終えただけでは十分に理解・記憶ができている訳ではないということを、DISC6に含まれている演習問題で思い知らされてしまった。
 というようにこの教材に関しては比較的満足しているのだが、一点惜しいなと感じるのは、講義資料のわかりやすさ。おそらくパワーポイントで作成されているのだと思うが、もう少し図解で説明して欲しいなと感じる部分が多々あった(説明を聞けばわかるんだけど、資料からもわかるようにして欲しかった)。