大学生の頃から経営学には関心があり、もちろんMBAにも興味はあった。MBAというと欧州や米国への留学をテーマにした情報が多い中で国内の大学院でのMBA取得のガイドブックということで手にとって読んでみた。平成14年に出版された本という事でちょっと情報が古いが、国内の大学院でMBAを取得するということも十分有意義な事であると感じる事ができた。
 実際に国内の大学院で、仕事続けながらMBAを取得するとなると、夜間や土日に講義を受けることになる。そうなると、定時に退社して大学院で講義を受けて、終わったら会社に戻ってきて残業をするという生活になることを覚悟しなければならない。これはとても大変なことだと思うが、やってやれないことは無いという印象も受けた。この本では、妻や子とのコミュニケーションの時間が無くなった事などを上げてもいたが、幸いか、私には妻も子もいないので、もしもトライするのなら早めに取り組んだ方がいいかなという気もした。
 この本にもキャリアアップなどいろいろなことが書いてあったが、社会人になって大学院に通ってMBAを取得取得を目指す最大のメリットの人脈形成だろうな、と思う。