「英語の語源」と銘打ってあって、英語の語源の話なんだなと思って読み始めてみると、ラテン語のお話が出てくる辺りは当然で、意外に漢字の話がふんだんに出てきて、その上日本語の話も多量に出てきた。英語の語源の話をするときに日本語まで関わって来るんだと意外に思った(日本人にとって日本語の話を出した方がわかりやすいからだとは思うが)。という感想もあった。しかしやはりこの本のメインテーマは英語の語源な訳なのでそちらの方の感想を述べるのなら、一言「やられた」という感じだろうか。語源をさかのぼると例えばmonsterやmonitorやさらにdemonstrationまでが関係するのだなと驚きの連続だった。しかし証明されているとは言っているが、嘘臭さもつきまとっていた。