SNEのクリスタニア・サーガの一遍の作品だが、他の作品に通ずる部分が見え隠れしていて面白い。この作品はレイルズとマリスの恋愛部分が重いような感じを受けるが、最終的にその部分が、国と国を恋愛させるという、取り留めもない方向に向かう。そんな部分が、他のクリスタニア・サーガを取り留めもなく、読みたく思わせるのではないだろうか。