rubyのバージョン管理はながらくrvmを使っていて特に不満も無かったのですが、
まわりにrbenv使う人の方が増えてきたのもあり、
そろそろrbenvに乗り換えようと思ったので、ここに設定手順をまとめておきます。

rbenv:
https://github.com/sstephenson/rbenv

全体の流れは、次のとおり。
1. homebrewでrbenvをインストール
2. rubyのインストール

※homebrewがインストールされている事は前提です

homebrewでrbenvをインストール

以下のお決まりコマンドで、インストールを実行。

$ brew install rbenv ruby-build
**** 省略 ****
==> Caveats
To use Homebrew's directories rather than ~/.rbenv add to your profile:
export RBENV_ROOT=/usr/local/var/rbenv

To enable shims and autocompletion add to your profile:
if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi
==> Summary
**** 省略 ****

上記のように説明が表示されるので、
これから、この説明に従って設定をしていきます。

「~/.bash_profile」に以下を追記します。

if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi

以下のコマンドで、パス設定を読み込む。

$ source ~/.bash_profile

以下のコマンドで、パスが通っている事を確認。

$ rbenv --help

rubyのインストール

まずは、以下のコマンドで、利用可能なrubyのバージョンを確認。

$ rbenv install -l

表示されたバージョンの中から、インストールしたいバージョンを指定して、
rubyのインストールを実行。
ここでは、「2.1.2」を指定します。
# しばらく時間がかかります。

$ rbenv install 2.1.2

以下のコマンドでインストールされたことを確認。
# インストールしたrubyのバージョンが表示されるはずです。

$ rbenv versions

以下のコマンドで、利用するrubyのバージョンを指定します。

$ rbenv global 2.1.2

以下のコマンドで、指定したバージョンが有効になっている事を確認。

$ ruby -v

以下のコマンドで、bunlderも入れておきます。

$ gem install bundler

bundleのようにコマンドがあるgemの場合は、
システムに標準でインストールされているコマンドにパスが通っていることがあるので、
次のように「rbenv rehash」を実行して、
rbenv管理下のコマンドにパスが通るようにしておきます。

$ which bundle
/usr/bin/bundle
$ rbenv rehash
$ which bundle
/Users/[ユーザ名]/.rbenv/shims/bundle

ドキュメントをよく読まなかった私が良くなかったのですが、
システム標準に入っているbundlerが動き、???となってしまいました。
そこだけ意識していれば、特に難しい事は無く使えるかなと思います、
今のところですが。。