今日で阪神淡路大震災から15年になる。


この震災は僕の人生に大きな影響を与えていて、
以下のエントリでも触れている。


自分が住む町を好きになること
 http://t-mikami.net/diary/2007/03/post_74.html


今日は「頑張れ」について書いてみようと思う。


この震災の後から、
僕は、人に「頑張れ」と言わなくなった。


僕と同じという人も多いと思うのだが、
当時の神戸ではよく
「限界まで頑張っている人に、『頑張れ』というのは酷だ」
と、言われていた。
自然の猛威の前に、人は太刀打ちできない。
頑張ってもう限界の人に、頑張れというのは酷いことだ。


それから、
僕は誰かに「頑張れ」とは言わないようになった。


誰かに「頑張れ」というのは、
「高みの見物」をしていることのように思う。
あまりにも、お気楽で無責任なことだと思う。


これからも僕は、
誰かが何かに立ち向かわなければならない時、
「(一緒に)頑張ろう」と、声をかけていきたいと思う。


頑張る必要がなさそうであれば、
「頑張らなくていいよ」と、声をかけていきたいと思う。