涼宮ハルヒシリーズの7巻目。この作品は「涼宮ハルヒの消失」に似たテイストの作品で、未来人のタイムトラベルがテーマになる。今回は、主人公のキョン自信が時間旅行をする訳ではなく、朝比奈みくるが少し先の未来(8日後)からやってくるというストーリー。
 時間軸の流れが8日間とコンパクトにまとまっていることも会って作品自体にまとまりがあって読みやすい。未来から来た朝比奈みくるには、未来から来た朝比奈みくると出会った記憶が無いため。あわないようにするなど、シンプルなタイムトラベルの要素も分かりやすい。下駄箱に投げ込まれた手紙に従って、理由のわからない行動をいろいろとさせられるた後の結末は、いまいちしっくりこなかった感はあるが、全般的に読みやすい作品だったと思う。