12/16(月)にリアルタイム通信が10倍楽しくなる2014年最後の勉強会!milkcocoa meetup! #1というイベントに行ってきました。 最近、勉強会行ってきたよエントリばかりですが。(^_^;

milkcocoa meetup! #1
http://mlkcca.connpass.com/event/9891/

会場は、LIGさんの「いいオフィス」、上野にあるおしゃれなコワーキングスペースです。
https://iioffice.liginc.co.jp/

勉強会の流れ

勉強会の流れは、ざっくりと以下のような感じ。

いろいろなものと連携させることで、リアルタイム通信のバックエンドとして、milkcocoaがいろいろな可能性を持っているのだと感じさせられる内容でした。

各内容に対応する感想など

Kinectでモーションキャプチャ→milkcocoaでキャプチャした情報を送信→受信側で初音ミクを踊らせるというデモは、ニコニコ動画であるような「踊ってみた」を、自分の顔や体を晒さず、初音ミクというアバターでできてしまう仕組みで。エンターテイメントコンテンツを生み出す仕組みとして、可能性が有るのでは無いかと感じました。(仮想的なリアルタイムコミュニケーションというところが、特に面白いですね)

また、Node.jsSDKを使ってみた話では、AWSのS3上に静的HTMLコンテンツをおいて、アプリケーションを提供する仕組みを実践されていて。工数がかかりがちなインフラ・バックエンド部分で上手くmilkcocoaに依存していて、クイックにサービスを立ち上げる方法として実用的だと感じました。

milkcocoaの未来、思想的な話の中で。milkcocoaは、EndUserComputingを実現するプラットフォームを目指しているという話がありました。現状では、あくまでエンジニアが簡単に作れるプラットフォームだと思いますが、EndUserでも作れるというところを視野に入れているのはなかなか野心的だなと感じました。
個人的な意見ですが、EndUserComputingって、簡単に作れるだけではなくて、簡単に直せる・保守できるという部分も重要なファクターだと思うので、その当たりをどう取り組んでいくのか、というのも個人的な注目したいですね。

全体的な感想

milkcocoaのイベントは、以前ハッカソン形式のものに参加したのですが、今回も面白い(濃い?)メンバで、勉強会後の懇親会も楽しく世間話をすることが出来ました。プログラミング言語の話などエンジニアらしい会話を。(ちなみに最近メインに使っているRubyはdisられましたww)

milkcocoaでWebサービスを作ってみよう!に行ってきました
http://takemikami.com/2014/10/04/milkcocoa.html

NetscapeでWebが一般に普及してから、Webの世界にはいろいろなトレンドがありましたが。Webのリアルタイム化というのは、サービス的にも技術的にも(コンテンツ的にもネットワーク的にも)インパクトがあるという意味で、非常に興味深く面白いトレンドでは無いかと思っています。
milkcocoaを使うと驚くほど簡単にリアルタイムのWebの世界に触れることができるので、新しい物が好きなエンジニアであれば、少し時間をとって試して見ることをおすすめしまます。