ここでは、Windows2000にIIS(Internet Information Service)とTOMCATをインストールしそれを連動させて動作させるために必要な手順について説明します。

IISのインストール

 まず最初にIISをインストールします。

J2SDKインストール

 次にJ2SDK(Java2 Software Development Kit)をインストールします。

 以上で、J2SDKのインストールは完了です。

環境変数の設定

 次にJ2SDKを動作させるための環境変数を設定します。

TOMCATのインストール

 次にTOMCATのインストールを行います。

jk_nt_serviceのインストール

 次にjk_nt_serviceをインストールします。

以下に示す行をそれぞれ変更します。

変更前:wrapper.tomcat_home =
変更後:wrapper.tomcat_home = c:\jakarta-tomcat-3.2.2

変更前:wrapper.java_home =
変更後:wrapper.java_home = c:\jdk1.3.1

※変更する値は、TOMCATやJ2SDKのインストール先に応じて変更します。

c:
cd c:\jakarta-tomcat-3.2.2

※変更するカレントディレクトリは、TOMCATのインストール先に応じて変更します。

jk_nt_service -i jakarta-tomcat c:\jakarta-tomcat-3.2.2\conf\wrapper.properties

※第3オプションの値はTOMCATのインストール先に応じて変更します。

ISAPIフィルターの設定

 次にISAPIをインストールします。

以下に示す行をそれぞれ変更します。

変更前:workers.tomcat_home = c:\jakarta-tomcat
変更後:workers.tomcat_home = c:\jakarta-tomcat-3.2.2

変更前:workers.java_home = c:\jdk1.2.2
変更後:workers.java_home = c:\jdk1.3.1

※変更する値は、TOMCATやJ2SDKのインストール先に応じて変更します。

TOMCATのWebサーバ機能の無効化

 以上の操作で、IISがWebサーバとして、TOMCATがサーブレットエンジンとして動作しています。しかしTOMCATはWebサーバとしての機能を持っています。TOMCATのWebサーバの機能が不要な場合は以下の手順でTOMCATのWebサーバ機能を無効化します。

以下に示すように変更します。

変更前:
  <!– Normal HTTP –>
  <Connector className=..>
  </Connector>

変更後:
  <!– Normal HTTP –>
  <!–
  <Connector className=..>
  </Connector>
  –>